| <岡本愛子先生評> |
<堺康馬先生評> |
| A部門 |
本選に出場なさった皆さんは、よく練習していて確実な演奏でした。とても丁寧に弾いていて、それは良い事ですが、もう少し自由に自分の感情が表現出来る様になると良いと感じました。短期間に予選とは別の自由曲を用意できた人は立派で、それが実力の差ともなっていたようです。
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皆さん頑張って演奏していましたが、音楽性とテクニックの両方がそろっているという人は残念ながら少なかったように思います。まだ身体が小さいので、テクニックはこれから出来てくるのであせる必要はありません。良い弾き方、良い音楽を目指してください。 |
| B部門 |
この部門は参加者も多く、非常にハイレベルな演奏が聴けて嬉しく思いました。課題曲、自由曲ともに弾けていない人は1人もなく、それだけに表現力の勝負となりました。技術力がついた分、指だけ動いている人も目立ちました。小学3年生の人たちが健闘して、頼もしく感じました。
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ハイレベルな演奏が多くて、聴き応えのある部門でした。皆さんよく練習してありましたし、どのようなことに注意したらよいかというのは、よく理解しているようでした。後はリズム感溢れる演奏ができたかどうかが賞の分かれ目になったと思います。 |
| C部門 |
ほとんどの方が予選と同じ曲を弾かれていたので、落ち着いてよく整った演奏でした。きちんと弾けているといる反面、やや表現がおとなしく、思い切って表現できていない人が多かったのは残念です。自分が感じた音楽を音で表現出来るよう良く音を聴いて下さい。
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課題曲は難しかったと思いますが、皆さんよく理解して演奏していました。自由曲を含めて皆さんの個性がよく表れていて、とても楽しく聴きました。 |
| D部門 |
この部門の課題曲は古典のソナタが中心でしたが、自由曲で選んだ曲が難しく、なかなか表現しきれなかったようです。難しい曲に挑戦することも、この時期必要でしょうが、音楽を強弱だけで表現するのではなく、音色の変化やフレーズによる息使いが感じられるよう工夫してください。
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古典派のソナタと自由曲という組み合わせでしたが、これらの曲はこれで出来上がりという終着点がありません。自己に厳しく、そして作曲家が望んでいた事に少しでも近づけるように頑張って欲しいと思います。 |
| 総評 |
総体的には非常にレベルが高く、皆さん一生懸命勉強している様子が伺えました。その反面、音楽の一番大切なこと、音を楽しむという原点が見失われているようにも見え、もっと音で表現するという事を積極的に取り組んで欲しいとも思いました。自由曲で一部、背伸びしすぎて失敗した人もいたので、自分に合った曲選びを心がけてください。 |
本選会に望まれた皆さんは、予選会に比べて更によくなっていました。コンクールということで成績がはっきりと出ますが、それはあくまでも今日の演奏についての結果ですから、賞をとっても取らなくても成長した事がはっきり見て取れます。伸び盛りの年頃なので、しっかり勉強して音楽を益々好きになってください。 |